治田の里では「クレド」を実践しています。
クレド(Credo)とは、信条とか哲学とか訳されていますが、私達の考えるクレドとは、「組織全体で共有する理念」です。
一個人で出来ることには限界があります。組織全体での協力がなければ、質の高いホスピタリティーを実践する事はできません。質の高いホスピタリティーを実践するためには、ホスピタリティーに対する考え方や理念を、組織全体で共有する事が必要です。
このような考えに基づいて、治田の里では2008年(平成20年)6月より準備室を立ち上げ、翌2009年1月にキックオフ宣言をして「クレド」をスタートさせ、今日に至っています。
そして、質の高いホスピタリティーを実践するために、ご本人様やご家族様、更には治田の里に関係する全ての皆様は、私達に何を求めておられるのか。何に不満を感じておられるのか。何に感謝していただいているのか。を知る事が必要であると考え、毎年一回アンケートを行い、そのアンケート結果を踏まえて、一年間の行動目標を立てて活動しています。
ワークショップの様子
私たちは、「お客様の幸せが私たちの幸せ」の信念のもと、スタッフ一同、ご利用者様、ご入居者様、ご家族様、そして関係する全ての皆様にご満足いただける介護サービスのご提供を目指しています。
治田の里 グランドクレド
1. みんなで新しいスタンダードをつくります。
2. みんなの笑顔が正しい利益をうむと考えます。
3. 私たちは、みんなが高い倫理感をもつ家族です。
治田の里 アクションクレド
~お客様のために~
1. 私たちのお客様とは、「ご利用者様」「ご家族様」のことをいいます。お客様への満足を常に考え行動することが、治田の里の第一のクレドです。
2. お客様から名前や顔を覚えられる関係をつくります。私たちも必ずお客様の名前を覚えましょう。
3. 「ありがとう」「また来ます」と、お客様から言っていただけるよう、あたたかい関係をつくります。
4. 私たちは「できません」と言わないサービスを心がけます。どうしてもできない場合は、お客様の気持ちになり、代わりのご提案を必ずします。
5. 私たちからもお客様に「ありがとうございます」と積極的に言いましょう。
6. 元気な明るい挨拶と笑顔でお迎えします。私たちはお客様の頑張りを心から応援します。
7. 私たちはお客様に尊敬の念を抱き接します。お客様は、かつてはビジネスや実生活で活躍された大先輩だからです。
8. クレームをいただけるのは、ありがたいことです。私たちへのご意見・ご提案と受け止めて、誠意ある対応をします。
9. 私たちの給料、施設、備品・・・すべてはお客様の大切なお金からいただいていることを常に念頭に置いて仕事をしましょう。
10. 「ちょっと先」を考えて気がきく行動を常に目指します。
11. 目の前のご利用者様が、自分のおじいちゃん、おばあちゃん、両親と同じと考えてあたたかく接することは、治田の里のスタンダードです。
~会社、仕事のために~
12. 「ありがとう」「お願いします」・・・一緒に働く仲間どうし、お互いを思いやる言葉をまず自分から先に発信し、コミュニケーションを大切にしましょう。
13. 私たちは、治田の里の主人公です。笑顔、身だしなみ、明るい会話が施設のサービス向上につながります。
14. 私たちはお互いの知識、技術を認め合います。同時に新しいやり方にも挑戦します。それが新しい治田の里のスタンダードをつくり、自分を成長させるからです。
15. 私たちは時間を大切にします。時間は私たち自身だけでなく、お客様にとっても貴重な財産だからです。
16. 私たちは、与えられる教育の機会を活かすだけでなく、自らも教育の機会をつくり絶えず学び成長します。お客様より介護の情報などをよく知ることが大切です。
17.仕事のルール順守や 整理整頓(5S)は介護の仕事の基本です。他人に任せず、自分からすすんで行いましょう。
18. 私たち自身が輝いているからこそ、お客様に元気を与えられるのです。
19. 先輩後輩にとらわれず心ある助言をして、お互いを律し成長していきましょう。
~取引先、協力会社のために~
20. 取引先・協力事業者様は、食材、備品などを供給してくださる方、および医療関係者、ケアマネージャーさんなどのことをいいます。どなたも私たちの仕事に欠かせない方々です。
21. 取引先、協力事業者様は、私たちと対等な仕事のパートナーです。上下関係なく気持ち良く来社いただけるようにしましょう。
~自分の家族、地域社会のために~
22. 地域社会とは、治田の里がある千曲市近隣で私たちと関係を持つ方々です。
23. プライベートな時間や社外にいるときでも、治田の里の一員として、誇りをもって行動しましょう。なぜなら仕事とプライベートは必ずつながっているからです。
24. 自分の家族から「ありがとう」と言われるようにしましょう。そのためには自分から、日々感謝の言葉をかけましょう。
25. ご利用者様が一生を過ごすこの町を良くする活動は、私たちの会社の大事な使命です。
26. この町の方々に頼りにされる、地域に開かれた会社にしましょう。
以上の事が書かれている「クレドカード」をスタッフ全員が携行し、絶えずクレドを意識した業務に努めています。
わたしたちのクレドカードです。
◎クレドの活動報告につきましては、トップページの「新着情報」「お知らせ」に随時アップいたしますのでご覧下さい。